【私の婚活体験談】崖っぷちアラサー女子、家を追い出される

こんにちは!

神戸の結婚相談所 JUNブライダル・ラボ の森です。

私の話で恐縮なんですが・・・。

かつて私も長い独身貴族(死語)をそれなりに謳歌しておりました。

社会人になりたての頃は一人暮らしに憧れ、家を出ようとしましたが・・親が許してくれませんでした。

親はそのうち、3〜4年たったら結婚するものだろうと思っていたからです。

ところが・・・です!!

私の友人達の結婚披露宴の招待状が続々届く中、私は25歳を過ぎ(当時は25歳を過ぎるとクリスマスケーキに例えられ・・・大変なことでした!)

そして、またたく間に30歳を向かえていました。

さすがに、このままではいけない!!と思った私は婚活パーティーに出掛けたり、親に促され結婚情報サービスに登録してみたり・・・と、今で言う婚活をしていました。

あせりはしていたものの、どこか?のんびりしている自分がいました。

それはなぜか?!

それは親元で何不自由なく暮らせていたからです。

三食風呂付き。

当時はパラサイト・シングルとか言われていました。

※パラサイト・シングルとは、社会人になってからも親元で生活し、経済的にも精神的にもいつまでも自立せず、家事など生活全般を両親に依存している未婚者を指します。
パラサイト(寄生)しているように見えることから当時は「パラサイト・シングル」と言われていました。

そうそう!30過ぎの独身女性は”負け組”とか、揶揄されたものです。

そんな私でしたが、何度か転職するも仕事には恵まれ、色々ありましたが・・なんとか頑張っておりました!

そんな折、30歳を過ぎた頃、親に突然

「本当は、結婚する時に送り出したかったけど・・そんな日が来るのか来ないのか、わからんから・・・
とりあえず出てってくれ。」

 

と、言われました。

私は少々驚きましたが・・すぐにその当時勤めていた会社と、自宅の中間くらいの所に、部屋を借りました。

運良く新築の物件で、少しワクワクしていたのを覚えています。

30歳を過ぎてからの自立。

それからがまた、大変でした!

何が一番大変だったかというと・・それは、やはり食事のこと。

今までは、食卓に付けば当たり前のように食事が用意されていましたが、一人暮らしでは何事も自分で。

いかに恵まれた環境というか、甘えていたことか・・・。

そんな日常のこととは別に、怖い事もありました。

ある日、仕事から帰って来ると、私の駐車スペースに白のセダンの車が乱暴に止めてあり (私の車は納車待ち) 私の2階の部屋 (階段) の前で怖そうな男の人が待ち伏せしているではありませんか!!

当然!知らない人です。

一瞬目が合いましたが知らん顔して、さも自分の家はこの先という顔をして通り過ぎました。

私は3軒ほど離れた所の塀に隠れて、様子を伺いました。

このまま居座られたらどうしよう!と、あれこれ考えているうちに車に乗って帰って行きました。

しばらくは、本当に怖かったです。

そんな事や・・ある冬の日の夜、石油ヒーターをつけていて、就寝前には消したのですが、換気が足らなかったのでしょうか? 二酸化炭素中毒になり、死にかけたこともありました。

助かったのが、本当に不思議なくらいです。

そんなこんなで、一人暮らしにもなんとか慣れてきて、仕事もこのまま続けていけそう・・・

「私、一人でも大丈夫!無理に結婚しなくてもOK!!」

なんて思っていたら・・・大変な事件が起きてしまったんです。

他人が聞いたら「そこまでの事か?!」と思われるかも知れませんが・・ある事で、極度のストレスが掛かり、胸が気持ち悪くなり、目が回ってしまい病院に行きました。

“メニエール病” と診断。(そして、バルサンを焚いて数日間、実家に帰宅することに・・・。)

ある事とはなにか・・・そう、”G ”やつらのことです!

「私、一人では生きてゆけないかも!!」と強く真剣に思い直しました。

そうこうしながら、40歳を目前に「私には結婚は無理かな」と思っていた時に、心臓が悪く検査入院していた父親が検査の結果、心臓のバイパス手術をしないと他に選択肢がなく緊急手術になりました。

その後・・・
なんとか無事に生還した父親に勧められた、結婚相談所に入会しました。

すると驚くことにすぐに、すぐにお相手(夫)と出会い、トントン拍子に話が進んで・・
出会って7ヶ月後に結婚しました。

30歳を過ぎた頃、両親に家を出された時

今思えば  パラサイトシングルとなっていた私への親として苦肉の策、最後の手段だったかと思います。

「本当に一人で、この先やって生けるの?」

厳しくも娘の私の事を思い、家を出したのでしょう。

そうでなければ、もしかしたら今も結婚しないで、実家暮らしをしていたかもしれません。

男性はもちろんのこと、女性も社会に出て働くようになったら・・・数年後には親元を離れ、自立した生活を送れるようにされるべきかと思います。

そうすることで今までお世話になった親への感謝、また!将来パートナーになる相手への思いやり、気遣いなどが自然と身に付いてくるのではないでしょうか?

30過ぎまで親元に居てた、私が言うのもおこがましいですが・・・そんなふうに、思います。

「もう、とりあえず家を出てってくれ!」

と、言い放った・・今は亡き、父。

感謝です!!  

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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