婚活で「ドキドキしない」相手はお断りするべき?仮交際で迷ったときの判断ポイント

条件はいいけれど、トキメキがない…

こんにちは。
結婚相談所JUNブライダル・ラボの森です。

「お相手はとても優しいし、条件も合っている。でも、なぜかドキドキしないんです…」

仮交際中の会員様から、こうしたお話を聞くことがあります。

何度かデートをしてみたけれど、嫌なところがあるわけではない。むしろ、いい人だと思う。それなのに恋愛らしい気持ちが湧いてこない。

そんなとき、

「好きになれないまま交際を続けるのは、相手に失礼なのかな」
「でも、ここでお断りしたら高望みなのかな…」

と迷ってしまいますよね。

もちろん、「ドキドキしない」という気持ちを理由にお断りしても構いません。

ただ、すぐに交際を終わらせる前に、一度だけ考えてみてほしいことがあります。

その「ドキドキ」は、自分が結婚相手に本当に求めているものなのか。

ここを少し整理してみると、お相手への見え方が変わることがあります。

ドキドキ(恋愛感情)と、結婚に必要な「居心地の良さ」は別物

「好きな人と結婚するなら、当然ドキドキするはず」

そう思っている方も少なくありません。

もちろん、恋愛感情は大切です。好きでもない人と無理に結婚する必要はありませんし、婚活だからといって気持ちを置き去りにする必要もありません。

ただ、私が婚活を見ていて感じるのは、「ドキドキする=結婚相手として相性がいい」とは限らないということです。

「ドキドキ」の正体

ドキドキには、純粋な恋愛感情だけではなく、いろいろな気持ちが混ざっています。

「私のことをどう思っているんだろう」
「嫌われたくないな」
「次も会ってもらえるかな」

そんな不安や緊張が、ドキドキにつながっていることもあります。

相手の気持ちが分からないからこそ追いかけたくなる。

少し振り回されるからこそ、強く惹かれてしまう。

恋愛では、そんな感情もありますよね。

ただ、結婚すると毎日の生活が始まります。

仕事から疲れて帰ってきた日もあれば、何となく機嫌が悪い日もある。

お金のこと、家事のこと、将来のことなど、二人で話し合わなければならないこともたくさん出てきます。

そんな生活を考えたとき、刺激だけではなく、「この人といるとホッとする」という感覚も、とても大切になってきます。

結婚において大切にしたい「安心感」

たとえば、

「沈黙になっても、それほど気まずくない」
「無理に自分をよく見せなくてもいい」
「ちょっとした失敗も笑って話せる」
「自分の考えを否定せずに聞いてくれる」

こうした感覚は、恋愛初期の華やかなドキドキとは少し違います。

だからこそ、見落としやすいものでもあります。

でも、長く一緒に暮らす相手を考えたとき、この穏やかな居心地の良さは、とても大切なものではないでしょうか。

お断りする前にチェックしたい3つのポイント

「いい人だけど、ドキドキしない」

もし今そんな状態なら、すぐに「この人は違う」と決める前に、次の3つを考えてみてください。

1.「嫌な部分」や「生理的な違和感」はないか

ここは大切です。

ドキドキはしなくても、

「一緒にいて嫌ではない」
「もう少し近い距離になっても大丈夫そう」
「手をつなぐことも想像できる」

そんな感覚があるなら、もう少し会ってみてもいいかもしれません。

最初は何とも思っていなかったのに、何度か会ううちに、

「この人、優しいな」
「思っていたより一緒にいると楽だな」
「また会いたいかも」

と、少しずつ気持ちが動いていくこともあります。

反対に、会うたびに強い違和感がある、近づかれることに抵抗を感じる、生理的にどうしても受け入れにくい。

そこまで感じているのであれば、無理に交際を続ける必要はありません。

「そのうち好きにならなければ」と、自分の気持ちを押し込めなくてもいいんです。

2.お相手の前で「素の自分」を出せているか

まだ数回しか会っていない相手の前では、誰でも多少は緊張します。

「変なことを言わないようにしよう」
「感じのいい人だと思ってもらいたい」
「沈黙になったらどうしよう」

そんなことばかり考えていると、お相手を感じる余裕がなくなってしまいます。

だから、「ドキドキしない」というより、まだ二人とも緊張していて、本来の関係が見えていないだけということもあります。

少し肩の力を抜いて話せるデートをしてみる。

かしこまった食事だけではなく、一緒に歩いたり、気軽な場所へ出かけたりする。

会う場所や過ごし方を変えるだけで、お相手の違う一面が見えてくることもありますよ。

3.「好き」のステップを焦りすぎていないか

婚活では、どうしても答えを急いでしまいます。

「好きか、好きじゃないか」
「結婚できるか、できないか」

まだ出会って間もないのに、二択で判断しようとしてしまうんですね。

でも、最初から大恋愛のような気持ちにならなくても大丈夫です。

「もう一度会ってもいいかな」
「話していると楽しいな」
「この人のことを、もう少し知りたい」

最初はそれくらいでも十分です。

親しみを感じる相手から、少しずつ信頼できる相手へ。そして気がつけば、「この人と一緒にいたい」と思えるようになる。

そんなふうに育っていくご縁もあります。

自分の「理想の未来」に立ち返ってみよう

もちろん、結婚で何を大切にしたいかは人それぞれです。

「私は、やっぱり恋をしているという感覚を大切にしたい」

そう思うのであれば、その気持ちを無理に否定する必要はありません。

ドキドキしないお相手との交際を終えて、次のご縁へ進む。それも一つの選択です。

ただ、「穏やかで安心できる家庭をつくりたい」「何でも話せる夫婦になりたい」と思っているのなら、今感じている「ドキドキしなさ」だけでご縁を手放してしまうのは、少しもったいないかもしれません。

恋愛のドキドキは分かりやすい感情です。

一方で、

「この人といると気を遣わない」
「なんだか落ち着く」
「また会ってもいいな」

という気持ちは、とても静かで穏やかな感情です。

静かだからこそ、「好きじゃないのかな?」と勘違いしてしまうこともあります。

婚活で迷ったときは、「この人を好きになれるか」だけではなく、

「この人といるときの自分を、私は好きでいられるかな」

そんな見方もしてみてください。

無理をしていない自分。
自然に笑えている自分。
言いたいことを安心して話せる自分。

結婚生活は、特別な一日ではなく、そんな二人の何気ない毎日がずっと続いていくものです。

「ドキドキしないから、違う」

そう決めてしまう前に、その人といるときに感じる小さな安心感にも、少し目を向けてみてくださいね。

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